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下記から選択した病棟の説明がご覧いただけます。
外科病棟は、カナ館3階にあり、明るく、開放的で温かい雰囲気の病棟です。手術対象の患者様、化学療法を受ける患者様、緩和ケアを希望される患者様等を対象に看護を行っています。その中でも、手術目的で入院してこられる患者様が多く、入院前から、退院後を見据えた関わりを行っています。ボディイメージの変化がある患者様や、退院後も治療が必要な患者様がスムーズに社会復帰して生活ができるよう、医師や他の専門職種と共にケアにあたっています。 看護提供方式はパートナーシップ・ナーシング・システムを用いており、スタッフも皆明るく、チームワークが良い病棟です。質の高い看護の提供をするため、日々自己研鑽に励んでいます。
産婦人科病棟では、昨年度は540人の赤ちゃんが誕生しています。 妊娠中から助産外来をはじめ、安産のお祈り、マタニティビクス、マタニティヨガ、骨盤ケアなどを通して妊婦と助産師の関わりを深めています。 分娩は自然分娩が主体で、和痛分娩も取り入れています。 産後は母児同室で育児技術を身に付けていただき、母乳育児を支援しています。 また、退院後はすくすく健診や産後ケア入院などで、母子の継続サポートを行っています。
当病棟はカナ館5階にあり、0歳から15歳のお子様が入院される、病床数26床の小児病棟です。 小児病棟は感染隔離が必要な患者さまや、付き添いを希望されるご家族が多いことを考慮し、全室個室の病棟構成としています。 また、プレイルームを設置し、病状の安定した子どもの活動を制限しないように生活環境にも配慮しています。病棟にはボランティアの訪問があり病棟スタッフと共に、入院中の児にとって入院生活が少しでも快適になるように様々な季節のイベントを企画しています。 職員一同お子様の一日も早い回復を願って治療・看護に最善を尽くしています。
主に眼科・耳鼻科・外科の混合病棟ですが、整形外科・内科など小児から高齢者まで多種多様な患者を対象としています。短期入院も多いため、外来と連携しパンフレットを作成、患者さまが安心して入院生活を送れるよう工夫しています。退院後の生活支援ができるようソーシャルワーカーとも連携し退院調整に力を入れています。入退院や手術件数・緊急入院が多い病棟ですが、スタッフのワークライフバランスも推進しながら日々看護を提供しています。
泌尿器科・婦人科・内科疾患の様々な患者様が入院されている混合病棟です。混合病棟であるため手術等の急性期や慢性疾患を抱えている患者様など、単科とは異なり幅広く疾患や技術・看護を学ぶ事が出来ます。また、皮膚・排泄認定看護師や糖尿病療養指導士、退院調整看護師、リンパ浮腫セラピスト等、専門的な知識を持ったスタッフが多いのも特徴です。看護師の平均年齢は32歳と比較的若いスタッフが多いですが、その中にはそれなり(?)の年齢のスタッフもいます。病棟の雰囲気は、スタッフ同士の仲が良く、冗談も言いあえる活気のある明るい病棟で、お互いに協力し支え合いながら働いています。そのような雰囲気だからこそ年代に関係なく活発な意見交換が可能となり、質の高い看護を提供することへの向上心につながっています。
マリア病院の内科病棟はマリア館の4階と5階に位置しています。 当院看護部卒後臨床教育過程にある若いスタッフが多く、高齢者の複数疾患を持つ患者の割合が高いのが特徴です。そのためパートナーシップナーシングシステム(PNS)のメリットを最大限に活かして安全な看護の提供と、協力し合うことでお互いのアセスメント能力向上を目指しています。
内科病棟は呼吸器・循環器、消化器疾患の患者さんが多く、他に糖尿病、血液疾患、化学療法など幅広い領域を対象としています。当病棟に在籍する心不全認定看護師と共に、より専門性の高い看護実践を目指し日々努力しています。
エマオ2階は、2017年4月より地域包括ケア病棟として稼働しています。地域包括ケア病棟は、急性期治療を経過し、病状が安定した患者様に対して、自宅や入所施設への復帰支援に向けた医療や支援を行う病棟です。ADLの維持、向上が図れるように患者様個々に合った対応を行い、特に在宅復帰に対しては、PT,SW等多職種と共に、患者様やご家族が安心して退院できるように支援を行っています。
緩和ケア病棟は、2016年に開設20年を迎えました。緩和ケア病棟では、がんを治す治療はできませんが、患者さま、ご家族さまが安らぎの中で大切な時間を過ごせるようお手伝いしています。専門医による身体的な苦痛、精神的な苦痛の緩和に努め、いろいろな職種が協働しその他の苦痛の緩和に取り組んでいます。その人にとってできる限り可能な最高のQOLを実現することを目指しています。
人工透析センターは、多職種が連携してチーム医療を展開しています。ワンフロアーでの集団治療に加え、状態により個室治療も行っています。また、多職種連携のシミュレーション研修も継続的に行っています。 看護方式ではパートナーシップを導入し、安全な医療・看護を提供しています。長期透析による不整脈や虚血性心疾患、骨病変などの合併症予防にも積極的に取り組んでいます。さらにフットケアではリスク分析で評価し、セルフケア能力向上が図れるような患者・家族支援を行っています。
当院手術室はカナ館2階にあり、一般手術室6室とクリーンルーム1室の計7室を有し、年間約3500件の手術に対応しています。笑顔と活気あふれる麻酔科医師、看護師、看護補助者、臨床工学士が一つのチームとなって日々安全で質の高い手術が遂行できるように努めています。 周術期管理チーム看護師4名を中心に限られた診療科からではありますが、2016年12月から周術期外来を始めていきます。手術が決まった外来の時点から患者様と関わりをもち、安心して手術を受けていただけるように、多職種と共に手術に向けてのサポートを行っています。
HCUはベッド数4床で全身麻酔を受けられ集中的な術後管理が必要な患者様や、緊急搬送され入院が必要な患者様、呼吸不全・心不全・腎不全などの急性期管理が必要な患者さまに対する看護を展開しています。疾患も様々で高齢者の方も多く幅広い知識や経験が求められる中、医師・看護師・臨床工学技士・理学療法士などと連携し技術や知識向上に向け勉強会やカンファレンスを行い個別的なケアを心がけています。患者様だけでなくご家族様の不安や心配などが軽減できるよう医師との調整役となり、少しでも早い社会復帰に向けスタッフ一同看護を行っています。
外来では患者さんの命と向き合い、その人らしい生き方や希望に沿ったケアを目指しています。救急外来ではトリアージによって緊急度・重症度に応じた看護を行い、救急看護認定看護師を中心に事例を振り返りブラッシュアップを図っています。 2016年に移転した化学療法室では、ゆったりとした空間で治療を提供できるようになりました。抗がん剤曝露対策を充実させ、安全な職場環境調整に配慮しています。がん治療に伴う外見の悩みに対処して患者さんの「生きる」を支えるため、スキンケアや頭髪のケア方法やウイッグなどの紹介を行っています。 高齢者へ支援として「親孝行外来」を開設します。ご家族に医師からの病状説明と看護師から在宅ケアについて情報提供を行っています。誤嚥性肺炎の防止ため「嚥下機能の評価」「口腔ケア」について学習を行い支援に繋げております。
内視鏡室では日本消化器内視鏡学会指導医・専門医と消化器内視鏡技師資格を有する看護師を中心とした充実のスタッフ構成で、質の高い消化器疾患の診療を目指しています。 年間約3600例の上部消化管内視鏡検査、約1500例の下部消化管内視鏡検査、約100例の胆・膵管系内視鏡的検査・治療(2015年度)に加え、内視鏡的止血術や食道・胃静脈瘤に対する緊急処置についても対応しています。また高精度医療機器を用いて上部消化管・下部消化管ともにESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)を行い、ERBD(内視鏡的逆行性胆管ドレナージ)や内視鏡的拡張術など、外科的侵襲の少ない処置・治療を積極的に行うことで患者さまのQOL向上を目指します。
重い障害のある人の楽しい生活、豊かな人生を応援します。 重度障害総合支援センタールルドは、入所施設(医療型障害児入所・療養介護)と「生活まりあ」、「相談支援センターマリア」を配置し、外来の方には診療やリハビリテーションも提供できる総合的支援施設です。 また、「Supprt for Life」を目標に、3つのLife(生命、生活、人生)を支え、きめの細かい医療・福祉サービスを医師、看護師、介護福祉士、保育士等他職種で提供していける施設を目指しています。