手術室の温度設定
こんにちは!手術室の看護師です。まだ5月なのに、もう真夏の気温になっていてこの先が思いやられそうです。
みなさま体調に気を付けてお過ごしくださいね。そんな暑い中、手術室に入ると、まず感じるのがひんやりした空気。患者さんからも「寒いですね…」とよく言われます。でもこの“寒さ”と“湿度の調整”には、ちゃんとした理由があるんです。
■ 手術室がひんやりしているわけ
手術室の中はだいたい 26℃前後 に保たれています。手術が始まると 20~25℃ に室温を下げていきます。
- 細菌が増えにくいようにするため
あたたかい場所は細菌が繁殖しやすいので、少し涼しいくらいがいいんです。
- スタッフが汗をかきすぎないようにするため
私たちはガウンやマスクで全身を覆われていて、ライトの熱もあって実はとても暑い。 汗が落ちると感染の原因になるので、室温は低めにしています。
■ 湿度も“ちょうどいい”が大事 湿度は 40〜60% に保たれています。
- 静電気を防ぐため
乾燥しすぎると静電気が起きやすく、機械が故障することがあります。
- カビや細菌を増やさないため
湿度が高すぎるとカビや細菌が繁殖しやすいので、ほどよい湿度が必要なんです。
患者さんは薄い手術着1枚で手術室へ来られるので、どうしても寒く感じやすいです。ブランケットやウォーマーで温めますので、気軽に声をかけてくださいね!
